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SMdreamは、SMの話題を追っていくブログです 是非貴方のプレイ体験、プレイ願望もお寄せ下さい
【6/24(木)革製品でないもの】
(参考画像:「熟痴女の亀頭いじり責め」)

 ホームページMドリーム及びメールマガジンMドリームをご覧になった方から以下の通りお便りがありました。

「初めまして。最近拝見していますと、まるでSMグッズ相談コーナーのようですね。でも、実は、私もそうなのです。しかも、M男ですのM女対象から外れてしまうかもしれませんが、こういうことを聞ける人がいなくてすみません。そこでなのですが、最近貞操帯に興味を持ち始めています。革アレルギーかもしれないので、できれば革製品でないものがみつかればと思っています」(みかみ)

(参考DVD:「尿道亀頭を淫乱痴女に責められるM男」
   
★★みかみさんお便りありがとうございました。残念ながらM男性のことは詳しくないのですが、最近気になっているグッズに金属製の男性用貞操帯があります。
 20100628-01男性用金属製貞操帯」税込価格 14.700円 
SMグッズのエピキュリアンにて発売しています。装着イメージ画像は、嗜好探求 【SMプレイとSM調教】へ)  

 もし、これを使用されたのでしたら、参考までに使い心地をご一報頂ければ幸いです。(ホームページMドリーム主宰 川口青樹)
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NO.170「パートナー関係のお披露目」
MeetSM 男性会員向け

<SM関係の成立>

 SとMのパートナー関係(早く言えば双方納得のご主人様と奴隷の関係)が成立したのは、どの時点なのかを見極めるのは大変難しい。
 別に役所への届出の必要がある訳ではなく、ひたすらプライベートな空間での当事者同士の認識によるものだからだ。

(「人妻 奴隷契約」)

 SMの多様な志向の中で統計的にデータをとるのは難しいが、SMカップルに出会うたびにアンケート的に聞いてみると、
 1.パイパン生活になった時(Sが常時パイパンを命じ、Mがそれを受ける)
 2.貞操帯着用を開始した時
 3.パートナー名を刺青した時
 4.奴隷契約書(誓約書)を作成した時
 5.24時間奴隷生活を開始した時

・・・等やはり、なんらかの目に見える形で確認できた時らしい。



 3のパートナー名を刺青というのは実際に見せたもらった(局部に漢字で男性名)ことはあるが、未だ実行させた経験がない。
 もし関係が解消した時にはどうするのだろう。
 アンダーヘヤーデザイナーというのが存在するそうだが、せめてヘヤーでイニシャルくらいと言う方が無難か。

<あえてお披露目>

 多くの場合、SとMのパートナー関係が本人達以外に知られることはない。
 だが、中にはあえてお披露目することによって、より深い絆を得ようとする場合があるらしい。
 嘘か誠か、ジョークか現実か、お披露目の方法を聞いた話では以下のケースである。

 (お披露目スタイル参考 81220 カフス4点セット

 1.二人の関係をカミングアウトした結婚式を挙げてしまう(結婚の誓いの代わりに奴隷契約書を読み上げるのだそうだ)   
 2.SMカップルのパーティを行い互いの奴隷を披露する
 3.知り合いのSを集めてMを自由に調教をさせる
 4.奴隷市場で競り落とす(競り落とされる)



 かつて一度3の場合を思わせるような体験をさせて頂いたことがある。
 その集まりが終わった後、改めてそのMの女性にお会いして感想をお聞きしたが、
あの時のことはほとんど覚えていません。本当に夢中になって、その中へ埋もれてしまって・・・。・・・でもご主人様がそれをお望みですから
のだそうである。
 お話を聞きながら、何だか、O嬢の物語の場面を思い出していた。 

◆◆SM関係のお披露目の体験をお寄せ下さい
◇◇貴方が思い描く理想的なSM関係のお披露目イメージを教えてください

作品名 西村あや
あややと呼んでください。本家より可愛いかも?まだ硬そうなオッパイもgood〜。バックで見せるお尻がハート型だし〜。黒目がちな目をうるうるさせてスーさんの愛撫に感じております。制服を着せて「先生と呼びなさい。」・・・そんなフェラシーンなんかは犯罪の匂いすら漂っておりますね。ワタクシの〜かなりお気に入りのモデルさんです〜。◎二重丸◎ ★画像一括ダウンロード有り
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【6/21(月)このグッズはグッド95<リング口枷&ニップルクランプ>】
 ・口枷による口責め
 ・ニップルグッズによる乳首責め


 考えてみると、今までこれらの責めは個別に行っていた。
参考動画:「緊縛イズム01 拷問人妻吊り・乳首ちぎれるまで」・・・痛々しくのびる乳首。ちぎれる寸前まで過酷にのびる乳首の形相は、戦慄的な迫力
 
 ところが、同時に、しかもM奴隷の動きに連動するというこのグッズは応用を超えた発想の転換だった。
 
 尚、以下のモデル画像にあるように、乳房・乳首が飛び出すようなウェア
  (例:ラテックス ボディー トップレスラテックス ボディー トップレス¥3,563(税込)
を着せるとより効果的だと思う。

<「リング口枷&ニップルクランプ」¥1,400(税込)> 
リング口枷&ニップルクランプ  
 Oリングベルト(合革)
 ニップルリング(金属)
 付属品:簡易アイマスク

「オーリングの口枷と、ニップルクランプが一緒になったアイテムです。   快感でのけぞる度に乳首を引っ張り刺激をします。
 乳首を挟むクリップは掴む力加減をねじの締め込みによって調整できます 」
  (女性の方でも安心してお求めできるお店 1Night Heaven 店長談)

<お勧めグッズ・体験談募集>  
 ・貴方が使われたお勧めのグッズの使用体験談をお寄せ下さい。    
   メール:sk04007@nifty.com(Mドリーム主宰川口宛)
   タイトル:お勧めグッズ 

この顔と声は本当にだいすき!タイプです!!「恥ずかしいよぉ〜」なんて可愛らしい声で言うもんだからたまりません。すーさんも嬉しそうです。すーさんまで最後には甘えたり可愛い声だしちゃってますw トイレシーン→脱衣所→入浴→オナニー→フェラ→愛撫→クンニ→正上位→バック→いろんな体位 ★画像一括ダウンロード有り
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【6/10(木)これでもか、これでもか! その2 毒蟲50】
(注.本イベント記事は長文のため、2回に分けて掲載しています。→その1はこちら

<頭上に円い輪が浮く>

 前半に行われた男女混合プロレス、流血、妊婦、女体ケーキ、白塗りの舞踏・・・ばかりが、毒蟲(どくむし)ではない。
 笑いも毒蟲の大きな一部である。
 長い机の上に、若い男が寝ていた。やがて彼がむっくりと起き上がると、そこにはまだ彼と似たような服装の人物が寝ていた。
 起き上がった彼の頭の上には、ちょうど彼の頭の直径にかぶるくらいの円い輪が浮いていた。
 彼は周りにいる仲間にさかんに話しかけようとするが、誰も答えてはくれない。
 コンパか何かの集まりで、急性アルコール中毒だったのだろうか、寝たまま息を引き取り、死体から霊魂だけが抜けて生きている仲間の姿を見ているという光景らしい。そして未練たらしくその魂は、今一度元の肉体に戻ろうと無駄な努力をするのである。
 過去にも様々な元祖お笑い芸人が登場したが、やはりブラックジョークパフォーマンスは何と言っても、(シュールな後効き@ピン芸人シザー斉藤。だろう。
 彼の一人パフォーマンスには私の好きな落語と同じ要素があるような気がする。
 たった一人で何もかも演じながら、それでいて多くの人物を使い分け、愛嬌のある人間像を創り出し、そして、いつのまにかその話の中へ取り込まれているのである。

<エロスの天使の降臨>

 女性がはだけたシャツを着ている姿は、エロさの極みの一つだと思うが、(宙を舞う貴婦人@自縛パフォーマー浅葱アゲハがそのスタイルとなると、もはや人間界を超越し、エロスの天使の降臨にさえ見える。
 そして、浅葱アゲハは天使の名に恥じない、まるで引力とさようならをしたように自在に宙を舞うのである。
 満員の観客席の、前部右にわずかに作られたスペースに、綱のように編まれた太いゴールドの長い布が下がっていた。
 さっと解かれた布はあっという間にゴールドの柱へと変身する。
 いや、本来は柔らかい布のはずなのだが、いとも簡単にするすると彼女が登っていくとまっすぐなポールに見えるのである。
 白のブラとシルバーのショートパンツ姿のエロスの天使は、その柱を一瞬にしてわが身を包む雲のように変身させ、自らはその何もない空中で一気に180度水平開脚をきめた。

 (Asagi Ageha ★ Live (2010) You Tubeより)
 ラストシーンでは、降臨した天使がゴールドの中から下界の人間へ何度も顔を見せた。
 ライブの迫力は、ハプニング性とドキドキ感にあると思うが、彼女は自縛、自吊りの技以上に、演じるストーリーを大切にしていると思う。
 まだまだその魅力は将来に渡って未知数ではあるが、恐らくは、自縛パフォーマーとして伝説の道を切り開いたとSM史に残されることだろう。

<乳首の値段>

 人体にフックを刺して、吊り下げるというサスペンションを真近に見たのは、たぶんこの毒蟲のイベントでの、(カミカゼ・サスペンション@人肉巨大フック吊りなみきのパフォーマンスが最初ではなかったかと思う。
 今回彼が吊り下がった時、その胸の肉がどこまでも引っ張られ巨乳と化した。たぶん、チェスト(胸部)サスペンション(別名:オ・キー・パ o-kee-pa)と呼ばれる吊り方ではないかと思う。
 だが、その後のなみきの行動が不穏だった。
 「あああーっ」
 この声が観客席から大きく上がった時、彼の乳首は一つの肉片と化し、元の身体から切り離されていた
 予想外のハプニングだが、驚きはこれからである。
 何と、今切りたてのその身体の一部を競売するというのである。
 聞けば彼のもう一つの乳首は既になく、5年前にとあるイベントで同じように切り取って競売にふしたと言う。
 ところがさすがは毒蟲のイベント参加者である。
 500円から始まった競りは、またたくまに2万5千円の値がつき競り落とされた。
 競りの最中も、なみきは血止めと称して、バーナーの火でナイフを熱しては、それを新たな傷口に当てると言うショーまでおまけつきだった。
 もっとも、競り落としたのが以前なみきとつきあっていたというマル子だから、それは執念であったのかもしれない。
 なみきは、このまま保存して鑑賞しても、また第三の乳首として自分の身体に瞬間接着剤で留めても、との前口上だったが、マル子が選んだのはその場で食することだった。

<フンドシスタイルの男が四人>

 そろそろ、緊縛や吊り姿が恋しい。演目が押し迫るほどに、SMの未知を追う者としてはこだわりたくなる。
 そこへ、白いふんどしスタイルの男が二人、舞台の左右に分かれた。しかも二人の男は、見事な肉体をさらに披露するためなのか、その身体にはテカテカと光るローションが塗られているようだった。
 どうやら、ボディビルダーの筋肉パフォーマンスかと思ったところが、さらにそこへ(緊縛の神童@平成エロショッカー一鬼のこ20100610-205(一鬼のこのブログより)が登場するにおよんで観客の歓声は、大きくどよめいた。
「げっ」(これは筆者の心の声)
「え、わ、わわわぁぁ、あははは、きゃあ・・・」(これは観客の無数の絶叫の一部)
 モデルを演者がお姫様抱っこして入退場するのは、SMショーでもよくあることなのだが、あろうことか、一鬼のこが抱いていたのは、彼よりも体格のいい男だった。
 これで白いフンドシスタイルの男が四人舞台に登場したことになる。
 一鬼のこが持ち出したのは、よく工事現場や通行整理で使われるような黒と黄色のまだら模様のトラロープだった。以前ある縄師に聞いたことがあるが、男の身体は凹凸が少ないため縛りにくいということだった。
 だが、一鬼のこは、いつもと変わることなく縛りをすすめていく。
 上半身を後高手小手縛りで縛ると、一鬼のこは少し離れた。すると、それまでムキムキのボディを見せていた舞台左右の二人のフンドシ男が寄ってきた。
 そして、ぴしゃっとばかり、縛られている男の頬を叩いた。二人の男が交互に縛られている男の頬を叩く。
 (何だ、これは・・・)
 頬叩きが済むと、胡坐縛り、逆海老縛り、逆さ吊りと続くのだが、一つの縛りの形ができると、左右の二人のフンドシ男が寄ってきて、縛られている男の頬を叩くということが繰り返された。
 もう、頭の中は、どこかで行われていたゲイSMの世界へと飛んでいた。
 いったい、この有様は? 女性客が多い本日の舞台を予想してのことか、それとも本年は、既にヨーロッパへ二度に渡って日本のロープアーティストとして公演を果たしてきた影響か、とにかく、一鬼のこのパフォーマーとしての魅力はますますはかり知れない。

<男のセクシーさ>

 ”男のセクシーさ”はどこにある。
 難しい課題だが、この二人(愛性家族@西◯プ◯レス)「L.S.ローズ&乙羽屋」に言わせれば 
 ”黒く塗った身体で、エアー緊縛
というのが答えらしい。
 エアー緊縛は、ご承知の通り、縄や器具をほとんど使わないで、あたかも今緊縛をされているシーンを見せるというものだ。
 今回は、L.S.ローズがS役、乙羽屋がM役だ。
 全身黒く塗られた身体が重なりあい、あたかもここが日本の劇場ではないような気さえした。
 二人は縄の準備動作から、縛るしぐさ、吊りに至るまで磨きぬかれた技を披露した。
 中でも逆さ開脚吊りに至っては、そのド迫力に思わず観客から声があがった。

<二人合体の針仕事>

 イベントの開演前、(残酷天使@鮮血アーティスト月花20100610-206(月花のブログ「蛆脳。」より)と、
自由な不自由偏愛者@流血美少女マリオネットヤミヲ20100610-204(ヤミヲのブログ「ヤミヲさんのザ・ワンダフルライフ(仮)」より)が手をつないで、まるで柔道の受身のように後ろに倒れる練習をしていた。
 この二人のコンビと言えば、「コワレモノ 2」に見られるように、肌を縫う、縫い合わせるというハードな行為を見ずにはいられない。
 しかし、今日は二人並んで座ったまま進める光景は、少しも過激さを感じさせず、むしろ仲良く姉妹が針仕事でもしているようにしか見えないくらい穏やかだった。
 ところが、いつもならモデル女性の肌に針と糸を通していくだけのはずが、何と今日は月花の身体にもそれが通り、二人して赤い糸ならぬテグスでつながったのだった。
 二人を合体させる針仕事が済むと、立ち上がった。そして、そのまま二人は並んだまま後ろに倒れこんだのだった。 
 開演前の二人のリハーサルの謎がここでようやく解けた。
 だが、一歩間違えて、二人が同時に倒れるタイミングや、位置がわずかにずれても、繋がった糸がゆで卵をカットするような凶器に変わったことだろう。
 良い子は決して真似をしないように。

<音楽とSMの融合>

 2007年6月に結成され、SMイベント以外でも披露している(拉致監禁バンド)「ミラ狂美&鬼畜ゲトリストの登場が、本イベントのラストステージとなった。
 だが、バンドのはずなのに一向に音が聞こえてこないのである。代わりに少女が登場し、花摘みでも楽しんでいる中へ、悪女(トップに登場した”名物猫耳灰皿ガール@乙女毒蟲団”ことね)が現れ少女を襲った。その第一幕の世界を現すように激しく奏でたのが、初っ端の音出しとなった。
 次は悪女が退治される場面である。正義に名を借りた「ミラ狂美&鬼畜ゲトリスト」は、鼻フック・こけし・電マ・洗濯バサミ・グラインダーによる火花浴びせ・・・とやりたい放題に悪女を責めた。
 しかし、その狂気は、メンバーの一人がサスペンションで吊られたまま演奏し、襲われた少女に模した等身大の人形の首がカットされるに至り頂点に達した。
 ・・・何だか、この毒蟲という独特のイベントのスタイリングを凝縮したように感じた。
ミラ狂美&鬼畜ゲトリスト20100610-203(mixiコミュニティーより)
 ・ジャンル:ミクスチャー。ラップの音楽に激しいメタルサウンドを合わせた打ち込みバンド&本格的SMショーを繰り広げる鬼畜集団(みな普段はほんわか系)
 ・主な活動内容:美少女拉致監禁、拘束緊縛、逆さ吊り、窒息首絞め、針カッティング、スパンキング、鞭打ち蝋燭責め等。
 ・メンバー:メインVoミラ狂美(SM界の騎士・SMマジシャン) 、サイドVoケンタロー(ゲトリストの狂犬)、サイドVoこくり(ゲトリストの異端児) 、GtちこZ(ミクロギャルデストロイ@高速回転自他人吊り)、BaSHIMA(ゴシック系責め師、カラスマスクのサド男爵)
(あいにく、このラストステージの途中で退場せざるを得なかったので、その後どういう結末を迎えたのかは、想像におまかせである。恐らく、以下の本イベントの事前の注意書きが物語っていることだろう。
 ”※尚、カーテンコール後にはシャンパンやケーキが場内を飛び交う可能性が大!ですので、着替え・タオル・雨合羽などを御持参される事を推奨致します”

<「愛してくれて、ありがとう」>

 めまぐるしく変わる本イベントの各演目の合間も、少しも気を許してくれず油断がならなかった。
 例えば、
赤ペン瀧川先生のエロメール添削TOP10
佐々木孫悟空の虫食い
そしてお笑いタレント猫ひろし」の包茎に勝つ談義
さらには、カーリーヘアーの頭の中を通り抜けていくシマヘビショップ13th提供)
の登場等々、それらを独特の語り口と大音声で(絶叫ハイテンションMC@ほんとは俳優【MC】リカヤ・スプナー(リカヤ・スプナーのブログ「リカヤ超特急」より)が披露していった。

 当初から今回のイベント当日はかなり混雑が予想されていたものの、これだけ多くの人々が平日の夜に集まったのはなぜなのだろうか。
 「毒蟲(どくむし)」と呼ばれるこのイベントが始まったのは、今から4年以上も前のことだ。
 例えば、2006年3月29日のプログラムは以下の通りである。
 【3/29(土)毒蟲 渋谷LUSH】
  ACT:月花(残酷遊戯)、ミラ狂美(SMマジシャン)、浅葱アゲハ(自縛パフォーマー) 、 泰造(舞踏家)
  LIVE:ゲシュタルト
  SHOP:村田らむ(ホームレス大百科) , 間宮栄三(NOON)
  乙女毒蟲団:月野ねね , なつめ , メリィ
  DJ:津川英二
  時間:19:00〜24:00 
  会場:渋谷LUSH
     
 そして開始以来、時間帯や会場の変更はあったにしても、ほとんど毎月1回欠かさず行われてきたのである。
 それは、SM、フェティッシュ、ゴシック、出血パフォーマンス、サスペンション、お笑い、コント、物まね、ブラックジョーク、ダンス、過激バンド・・・その他識別不能パフォーマンス等々まさに、
”見世物小屋的アングラ・エンターテインメント”

だった。 
 私自身は、当初SM、フェティッシュ系の演目に期待して参加したのであるが、次第に恐れを知らぬこの「毒蟲軍団」の魅力にとりつかれていった。いったい、そこに何を期待して参加したのかと言えば、恐らくは、自分の知らない新たなる世界へ導いてくれたからと言えるだろう。
 未知なる興味に対する思いを少しでも叶えてくれたイベントが今回で終わりになる。もし、少なからず描く思いがそうだとなればこの大混雑の説明が充分につくことだろう。

 幸いなことはこの歴史的なイベントが、DVDに記録されているので、誰もがいつでも見られるということだ。
毒蟲 赤盤(新宿歌舞伎町のLOFT/PLUS ONEで行なわれているアングラエンターテイメント‘毒蟲’のパフォーマンスの模様を収録したシリーズ「赤盤」。月花、ミラ狂美ほか、強烈な個性を放つアーティストたちがオリジナリティあふれるショーを展開する)
毒蟲 黒盤(新宿歌舞伎町のLOFT/PLUS ONEで行なわれているアングラエンターテイメント‘毒蟲’のパフォーマンスの模様を収録したシリーズ「黒盤」。‘情念の女流緊縛師’立花マリ、‘孤高の舞踏家’泰造ほか、ユニークなパフォーマーが多数出演)

 今回、会場にはカップルが多かったように思う。もはや夏場なので、肌を露にした姿や、今日のためにドレスアップしたと思えるような装い、首輪を付けた男性等々見るも華やかだった。
 ドレスアップ賞は、この熱気にもかかわらず、頭か足先まですっぽりと赤頭巾ちゃんスタイルを通した女性に差し上げたい。
 また、一般の参加者に混ざって、
最近は多くのSM系イベントをプロデュースしているストリップ芸人松本格子戸
AVモデルプロモート・アダルトライター神田つばき
風俗の情報通美神先生
プロの女性緊縛師長田ゼミナール長田一美
SM&FetishBarARCADIA東京のGM堂山鉄心
はるばる横浜からは、会員制SM倶楽部クラブスフィアの店長と今回のショーを見てみたいと連れてこられた新人M女
等は確認できたが、恐らく大混雑の中には有名人が他にも潜んでいたのではないかと思われた。

 本イベントは言うまでもなく、回を重ねる毎に増えていった多くの毒蟲ファンの支えがあったことだろう。
 また、毒蟲メンバーの、回を追う毎によりいいものを見せたいという絶え間ない努力もあったことだろう。
 だが、本イベントのオーガナイザー「月花」(つきか)20100610-201の存在なくしては、このイベントを成立・継続させることは不可能だったのではないか。
 恐らく彼女は、プロデューサー、デイレクター、アクター、カウンセラーと書く以上に何役をもこなして、毒蟲軍団の結束を維持してきたのではないかと思う。
 彼女は、イベント終了後の自分のブログの中で
愛してくれて、ありがとう 20100610-202(月花のブログ「蛆脳。」より)
と御礼を述べているが、むしろ彼女自身が、私を含めて、毒蟲ファン、毒蟲メンバーを「愛してくれて、ありがとう」と言いたい。

 尚、来月7月7日には以下の通り”毒蟲のメモリアルトークイベント@ロフトプラスワン”が行われる。
 七夕のその夜、どんな思い出が語られるのか、また一区切りをつけた今後の展開として、さらに幅広く、またインターネットTV中継等も行う企画をしているとのことなのだが、実に楽しみである。

【毒蟲〜蛹編〜】

 「6月10日に幕を下ろしたアンダーグラウンドイベントの最高峰!「毒蟲」の50回の歴史を振り返るメモリアルトークライブ!!
 過去の名場面上映や出演者陣の私物オークションなど貴重な企画盛りだくさん!!
 「毒蟲」50回分の大打ち上げ!!
  そして気になる今後の展開とは!?」(主催者案内より)
   
  日 時:7/7(水)OPEN 18:30/START 19:30
  会 場:新宿ロフトプラスワン
      新宿区歌舞伎町1-14-7 林ビルB2 
       TEL03-3205-6864
   料 金:予約¥2000/当日¥2500(飲食別)
(文中敬称略)
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【6/10(木)これでもか、これでもか! その1 毒蟲50】
(注.本イベント記事は長文のため2回に分けて掲載します。”その2”は、6/18(金)に掲載予定)

<絶えずスキンシップの波に>

 超々満員だった。   
 おそらく会場の新宿ロフトプラスワンにしても椅子席を設けたイベントとしては記録的な入りではなかったかと思う。(推定・非公式数字220名以上)
 座ると本来舞台が真近に見えるはずの場所が、ただただ人の頭しか見えないという会場へ、さらに立ち見客が押し掛けるのである。
 こうなると最低限の居場所を確保するのも困難な状態で、事実、私が得た中央壁沿いの木製の椅子の位置は、本来なら一番取材しやすい場所のはずなのだが、もはや座席というより、かろうじて壁の一片を確保しているに過ぎなかった。
 つまり足を伸ばす隙間もなく、唯一残された通路としてのその前を、統制されていないデモ行進、いや大きく揺れる満員電車の中を通過しているようなものだった。
 おかげさまで老若男女にかかわらず絶えずスキンシップの波に洗われ、無意識に柔らかい膨らみを押し付けられるいい思いと、入場者にメタボ制限をかけて欲しいという苦しい願いとが始終交錯していた。
 とにかく、この超満員電車、芋洗い、酸欠をも恐れぬ陣容で始まったのが
毒蟲(どくむし)50 ミラ狂美生誕の宴 〜次章へのプロローグ〜20100610-04
なのである。
 しかも50回も継続した本イベントのファイナルを飾るにふさわしく、各出演者の意気込みは相当なものだった。
 通常なら前の演目に”受け”を取られてしまった場合、次の出演者はタジタジとなってしまうものだ。
 だが、長い間培われてきた毒蟲軍団魂は、それをものともせず、”これでもか、これでもか!”とばかり、演目を重ねる毎に渾身のパフォーマンスを見せてくれたのである。 

<初勝利!>

 よく、大相撲の地方興行で、大柄な力士にマワシをつけた子供が立ち向かっていくシーンがある。
 いくら「ことね」20100610-01(西口ドアのサイトより)が、”超新感覚プロレス!西口ドアの女子部所属”とは言っても、対するのが身長2m体重100kg超のグレート音羽屋」(おとわや)とあっては、ついそれを思い出してしまう。
20100610-02(ことねのブログ「ことね負けない!!」より)

 ことねが相手の巨体に空手チョップやエルボーで何度も攻撃をし、技をかけようと果敢に立ち向かっていく姿は、柔よく剛を制するというか、判官びいきというか、思わず声援したくなってしまう。
 床に投げられても、時には見えないリングロープに助けられ、頭上高く持ち上げられ、放り上げられながら何度もフォールを逃れていく。
 さらに体当たり攻撃が叶わなければ、逃げの手ばかりと、ことねは観客がごった返す場内へ潜り込もうとするが、それをグレート音羽屋が足早に追いかけ場外乱闘の呈となった。(しかもグレート音羽屋は場外乱闘の途中で無差別に観客にキスをしまくり、その洗礼を浴びた私も右頬に久々の熱いキスマークが残った)
 しかし、体格差は如何ともしがたく、とうとうことねはリング上で捕らえられてしまった。
 もはや、絶体絶命かと思われた時、リング外から仲間が応援に入った。
 ことねの分身かと思われた二人目のアタックに、さすがのグレート音羽屋もタジタジとなり、この日、ことねは最初にして最後の毒蟲でのプロレス勝利を飾ったのだった。
 ちなみに、ことねを応援した仲間は、ビニール製の等身大のドールである。 
 しかも、彼女の活躍は、舞台が終わっても”名物猫耳灰皿ガール@乙女毒蟲団”として続き、よくもまあ、この大混雑の中を縦横無尽に動けるものかと、まさに進出器没のウェイトレスを勤めた。

<血染のバラは誰の手に>

 イベント「毒蟲」のある部分が苦手だというのは、結構男性が多い。
 やはりこれこそ男女の性差なのかもしれない。
 それは”血”である。
 しかし、別に争いの結果生まれる血ではなく、それぞれに思いを込めて流し、流される血なのである。
 6月のシーズンにふさわしい純白のウェディングドレスを思わせる装いで登場したのは、細腰耽美少女人形@倒錯的血液嗜好癖”*「くら」20100610-05(くらのブログSerpent Noirより)である。
 その静かなたたずまいは、先程のコミカルで過激なプロレス騒ぎで興奮した会場の気分を冷静にさせたかに見えたが、今度は別の意味での興奮が始まっていた。
 血液鑑賞が趣味で、流血は癒し、という彼女の腕から、赤い花びらが落ちるように血の滴が垂れていった。純白のドレスが染料の藍の代わりに使われたように赤く染められていく。
 さらに滴り落ちてグラスで受けていくと、悪魔が好むと言うブラッディ・ワインの出来上がりである。
 そのワインがバラにふり掛けられると、まさに真紅のバラならぬ、血染めのバラとなった。この数輪のバラが希望者にプレゼントされることになったが、やはり手を上げたのは女性客だった。
 
 *「くら」と出会えるお店Bar13th(但し両生類や爬虫類が苦手な方は度胸が必要)

<・・・10ヶ月>

 目立つ赤い女物の長襦袢スタイルは、”夫婦流血遊戯@表裏一体安東もぁである。
 幕が開き、”壊れた変態ロマンチスト@乙女毒蟲団団長”「月野ねねの白い服が脱がされパンティ1枚になったスタイルに場内が騒然となった。
 彼女のお腹が異様に大きいのである。確か本年の2月に盛大な結婚式をあげたはずの二人だから、こうなってもおかしくはないのだが、その堂々たる妊婦スタイルを舞台で見せられるとは思わなかった。
 だが、この名コンビのパフォーマンスには、そんなことなどどこ吹く風とばかり、椅子に座った彼女の腕を緊縛していく。
 そして、安東もぁは花びらで着飾っていくように、白い布切れを月野ねねの身体に針で植えつけていくのだった。 安東もぁが赤ちゃんのいるお腹にキスをし、血を塗りつけていく姿が、実はこの二人だけの愛情表現なのかもしれない。
 さらに驚いたのは、現在妊娠10ヶ月で、いつ産まれてもおかしくない状態にあると演技後の挨拶で発表された時だった。
 かつてはストリップ劇場でも妊婦のストリップショーが行なわれたと言うが、目の当たりにすると感動を通り越していた。
 この胎教にお腹の中の二人の子供はどういう反応をしたのだろうか。

<”女体ケーキ”でバースデー>

 本日は、ミラ狂美の?歳生誕の宴でもあるのだが、通常のイベントなら誰かがサプライズ的にケーキを用意して、登場するというところだろう。
 だが、この毒蟲50で出されたのは、なんと”女体ケーキ”だった。
 ”女体盛り”という言葉は聞かれたことがあるだろう。
 船の形を模した台の上に、全裸の女体が置かれ、さらにその上に刺身等が盛り付けられ、それを取り囲んだ連中が賞味するという、旅館の宴会等で見られる光景だ。  
 女体盛りと今回の女体ケーキの違いはと言えば、製作過程から見られると言うことだった。
 調理人は、”妖艶女体調教師@情念の女流緊縛師*「立花マリ(立花マリのサイトより)
と”愛と性戯のナビゲーター@乙女毒蟲団副長水嶋かおりん(「水嶋かおりん」と出会えるお店 西日暮里ビザールクリニックのサイトより)
である。

 長いテーブルが用意され、そこへTバックショーツ1枚の女性が仰向けに横たわった。どうやら、この女体がスポンジケーキの代わりらしい。
 ミラ狂美の好みなのかもしれないが、まずは体表面にチョコレートが塗られていく。スポンジケーキにされた女性は、それが気持ちいいのか、悪いのか、塗りつけられていく都度に身体をよじっていた。
 もし、立ったままその構図ならボディペイントショーとさほど変わらないだろう。だが、色ばかりではなく、さらにケーキのデコレーション材料の粉やチップスがまかれ、チョコレート色になった乳房の上には、プリンが丸ごと乗せられた。
 そしてホイップクリームが仕上げをされ、茶色いボディにホイップクリームで「クルミ」と描かれた女体にその完成を見た。
 ここで主役のミラ狂美の登場である。どうやら女性陣デコレーションでは足りないと思ったのか、ミラ狂美は女体の足の指先や脇の下にまで塗りつけ、さらにモデル女性を喘がせた。
 いよいよ自分好みができあがったとなると、乳房上のプリンをほおばり、女体開脚の正面から突撃である。
 そして一度ミラ狂美の口に入ったプリンを、女性の口に戻したり、ショーツの中へ押し込んだりと、”女体ケーキ”ならではの楽しみ方を見せてくれた。
 これで終わるとただのバースデーなのだが、盛り上がった毒蟲軍団は、男女を問わずケーキのデコレーションへと突っ込んでいったのだった。(・・・私としてはケーキならぜひロウソクを立てて欲しかった)

*「立花マリ」と出会えるお店

 BARたちばな診察室20100610-06八丈島居酒屋こっこめ

<空気を操る>

 もし、このまま女体ケーキショーから、新たに鞭や緊縛、流血のショーへと突入していたら、観客の興奮の収まりがつかなかったかもしれない。
 たぶんクリームパイでも並べてあったら、観客参加のパイ投げパーティにでも変わっていたことだろう。
 それが、幕が開いた瞬間、モヒカン刈りの白い顔と半裸に黒の腰巻の怪人の雰囲気に圧倒され、場内はシーンとなった。
 ”白塗りの肉体が織り成す神業@孤高の舞踏家「泰造」20100610-03
(泰造TAIZOのサイトより)である。
 本来は場内の蒸し返すような熱気の中に埋もれていたはずなのだが、泰造の身体から冷気のオーラが発せられているかのように、しばし涼しささえ感じていた。
 左右の観客の息継ぎや、ドリンクの喉越しの音まで聞こえてきそうだった。
 だが、バグパイプミュージックの軽快な響きに変調すると、泰造の動きが静から動へと転換した。
 すると、同時に観客はもう一度息を吹き返したかのようにざわつき始めた。
 まさにパフォーマー泰造は、一言も発することもなく、全身で示す表現だけで会場の空気を操っていたように思う。
(文中敬称略 その2へ続く)
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