<再開後初の独演会>
昨年12/6、
ストリップ芸人松本格子戸(まつもと こうしど)のプロデュースにより25年ぶりに見せた伝説の人−
桜田伝次郎のSMショーにたくさんの人々が集まったことは記憶に新しい。(参考:本ブログ記事
「12/6 SM史の目撃者となった日2 女王様の毒艶会Vol8 in Tokyo」)
今日行われる数あるSMショーの中でも、年に数回行われる「スカトロ大会」等を別にして、
浣腸をショーとして生で見る機会は恐らくほとんどなかったことを思えば、浣腸ファンには待望のことであったろうし、また知らなかったSMファンにとっては衝撃的な出来事だったと思う。
去る4/3(土)、その同じ新宿
シアターPOOで改めて行われたのが
”日本の元祖SMショウ「桜田伝次郎・伝説の浣腸ショウ」”
である。
昨年再開したとは言え、今日4/3が初めての独演会となった。
シアターPOOの入口前の階段には
ファンが列をなし、中には開場の数時間前から並び、また地方からわざわざ来られた方もいた。
開場と共に、その人々は足早に舞台直前のかぶりつきの席へ陣取り始めた。
自分のSMプレイ興味が古いSM雑誌の浣腸グラビアから始まり、しかも25年前に知らずの内にそのショーが伝説になってしまったことを思うと、とても他人事には思えない。
(参考:
桜田伝次郎関連DVD映像
「完全SMバイブル 魔縄伝」(「明の伝次郎」こと桜田伝次郎と、「暗の伝鬼」こと明智伝鬼の2大緊縛師による本格調教を収録した傑作集!宙吊り、蝋責め、浣腸、短剣挿入など、痴虐プレイの数々に、女たちは涙を流しながら酔いしれる…))
<自縛自責め、蔵の中の緊縛、女王様も従える>
今回も
ストリップ芸人松本格子戸の流暢な呼び声と昭和のストリップを懐かしませるエピソードでスタートした。
舞台上手には幾何模様の戸板、そして細長の障子、舞台下手には、縄を幾本も下げた衝立が見えた。
床には畳表が敷かれ、さながらショウというより芝居小屋の舞台風景を思わせた。
古い柱時計やら、置時計やらのいくつもの時計が時を告げる鐘を場内に鳴り響かせると、障子の上には緊縛画像が投影され怪しげな雰囲気をかもし出した。
だが、やがて逆にライトアップされ透けて見えた障子の裏には、いつのまにか本物の女体が喘いでいた。
シアターPOOの舞台をご存知なら覚えている方も多いと思うが、その舞台の背景にはいつもならカーテンが引かれている。
ところが、今回はカーテンの代わりに格子戸が置かれ、さらにその中には体操着・ブルマ姿の娘
「琴音」(ことね)が今まさに緊縛されんとしていた。
それはあたかも、
蔵か物置の奥で密かに行われる緊縛風景だった。
一方、長襦袢をはだけたままの女体が障子の裏から現れた。
左目に背後の奥で行われている緊縛が映り、右目には自ら縄をそのあらわな身体に巻きつけていく自縛が映るという、実に奥行きと立体感のあるもので、このような緊縛ショウの光景はかつて見たことがなかった。
自縛の女
「アオイ」は、窓の間からこぼれた月明かりを身体に受けるようにして、緊縛した身体にロウソクを浴びていく。
しかも、仰向けに寝たまま、両足先でロウソクをはさみ垂らしていくという妙技で、
まるでSMオナニーを楽しんでいるかのようにも見える。
さらにここで第三の女が登場する。
今日はS女王様も出演かと思ったのも無理はない。
身長のあるグラマラスのボディをボンデージスタイルで包み、自縛自責めの女を足蹴にし、奴隷のシンボルである首輪をはめたのからである。
だが、その女王様をも従えるべく登場したのが
桜田伝次郎である。
バイブレーターをボンデージの衣装の間に突っ込んだり、ロングサイズの鈴付き洗濯バサミで乳首をはさんだり、さらには口にまでバイブを咥えさせる等女王の上をいくSの大王の振る舞いを見せる。
自縛自責めの女は、
桜田伝次郎に片足吊りをされたまま放置となった。
そしてSの大王は、休むことなく体操着・ブルマ姿の娘の待つ奥へと向かう。
しばらくしてジャリッ、ジャリッとあの鎖が互いにこすれあう特有の音が聞こえてきた。
チェーン式の滑車により、体操着・ブルマ姿の緊縛娘「
琴音」が高く高く上がっていく。
しかも、まるで
拷問で梯子に縛り付けられたように、その梯子ごと宙に浮いていくのである。
<浣腸後ブロックを背に、「出ちゃうー」>
一人で二人のM女に対するプレイを一度だけ経験したことはあるが、とにかく双方にバランスよくプレイをすることだけが頭の中にあり、何をどうしたのか、ラストをどうしたのかほとんど記憶に残っていない。
それがここでは三人である。(後で聞けば当初は四人同時などと空恐ろしいことも考えていたという)
当初は女王様だと思われた女が、バイブや洗濯バサミからようやく開放されたと思ったら、今度は低い台の上に正座させられ、その膝の上には、本物のブロックが二つ重ねられた。
そしてこれからがお待ちかねの浣腸シーンである。
片足吊りさせられたまま放置されていた「アオイ」が四つん這いにさせられると、その大きなお尻を観客に向けさせられた。
桜田伝次郎の浣腸ポリシーなのかもしれないが、昨年と同様に最初は
横式(L字型)のガラス製浣腸器
の登場である。
やや濁りのあるような液体が女の肛門内へ消えていく。
次は普通の
ガラス製浣腸器

、そして、さらに管を延長した
エネマシリンジへと続く。
とにかく、かなりの量が入る透明ケースを斜めに傾け一滴も残さじとばかり注入されていく。
そして、最後にはボールが一つ挿入され、アナルストッパー
(例:ティップタップアナル M)で栓をされた。
浣腸が終わっても、さらなる責めが続くのが桜田伝次郎流である。
少しお腹が張っているのではないかと思われる四つん這いの「アオイ」の背に、先ほど正座させられ、膝に乗せられたブロックを移し変えたのだった。
いくら彼女が浣腸慣れしているとは言っても、またいくらアヌス栓をされているとは言っても、
四つん這いのままブロックの重みと排泄感に同時に耐えるのは傍目にも無理ではないかと思った。
だが、彼女が排泄を許されるのは、まだまだ先なのである。
そして、今度はお前かとばかり、引きずり出されたのが、当初女王様スタイルで登場しながら
桜田伝次郎に責められていた女性である。
実は彼女は、浅草ロック座所属のストリッパーにして、現在はダンス・演劇等様々なボディパフォーマンスを行っている
「若林美保」(わかばやし みほ)(サイト 仏ぼくろちゃまのお部屋より)だった。
改めて
桜田伝次郎に首輪を付けられた
「若林美保」が四つん這いにさせられた。
(え、まさか、彼女も浣腸・・・)
それまでDVD映像での体験(例
「穴牝奴2〜女教師肛門研究部」)はあるにしても、生で浣腸シーン見たのは初めてのことである。
彼女の場合は舞台に向かって横向きとなり、
桜田伝次郎に浣腸されるM女の表情を伝えるいい場面となった。
そして、
「若林美保」も例外ではなく、浣腸・アヌス栓後の責めが待っていた。
太腿をよじり、手で下腹をおさえる彼女を、立ったまま緊縛しようというのである。
「出ちゃうー」
SMビデオやSM小説ではお馴染みの言葉が彼女から飛び出した。(後で彼女に聞けば、それは舞台でのセリフではなく本音だったそうである)
何度となくあげられる彼女の哀願に観客がどよめいた。
彼女の排泄場所は、先程正座させられていた台の上となった。
和式トイレのように下げられたお尻の下には透明なケースが置かれ、たちまち特有の音を激しく発した。
<二人の女性の同時排泄だけでは足らず>
大量浣腸後アヌス栓をされ、四つん這いのままブロックを背負わされていた「
アオイ」は未だ耐えていたが、その四つん這いの微妙な動きは、もはや限界が近いことを示していた。
だが、
桜田伝次郎はただ排泄を許すのではない。
さらに何度も四つん這いで歩かせ、ブロックを下ろした背にバイブレーターをくくりつける。
しかもお尻を高く上げさせ、今まさに彼女の体内に収められてていたアヌス栓を抜こうとしていた。
(あ、やばいのでは)
そう思ったのは、少なくともかぶりつき席の先頭にいる客が、彼女の排泄したものを浴びてしまうのではないかと思ったからだ。
しかし、そのスリルを味わった時間も無事に過ぎ、観客の誰もが逃すまいとした瞬間となった。
彼女のお尻の間から聞こえる透明ケースを叩く激しい水流音が響いた。
それでも
桜田伝次郎のSMパワーをまだ止めることはできないようだった。
未だ二人の女性の排泄が続く中、梯子に縛り付けられていた「
琴音」が、引っ張り出され、体操着とブルマがむかれ、その一番敏感な部分に熱いロウが垂らされた。
何だか、
ショウというよりその演出はストーリーで演じられている芝居を見ているようだった。
<飲み会で飛び出すファンの熱き期待>
舞台終了後、シアターPOOの中で、
桜田伝次郎や、出演モデル嬢を囲んでのファンとの飲み会となった。
ファンのどなたかが差し入れした見事な魚が料理され、刺身と鍋という豪華な後宴となった。
GSG企画時代のファンもいて、今日の演技を懐かしがり、私も知らないような思い出話やエピソードが飛び出した。
また、
「もっとアップがいい」
「排泄羞恥の表情がみたい」
「排泄の容器はガラス製の金魚蜂がいい」
等々様々なファンからの要望も飛び出し、
桜田伝次郎も意欲満々だった。
桜田伝次郎や、司会役の松本格子戸によれば、ファンのご期待に応えてこれからは
毎月1回
”日本の元祖SMショウ「桜田伝次郎・伝説の浣腸ショウ」”
を続けていくという。
次回は、5/15(土)予定である。
日本の元祖SMショウ「桜田伝次郎・伝説の浣腸ショウ」
出演:桜田伝次郎(日本のSM界の伝説の仕掛け人・SMショの元祖)
&M女多数 総合司会松本格子戸」
日時:5/15(土)19:00〜
会場:新宿シアターPOO
〒160-0022 新宿区新宿3-35-5 守ビル3F
TEL 03-3341-8992
入場料:1万円(飲み物付き)
問合せ: 090-3658-2945(松本格子戸)
mail pinpei-1201@ezweb.ne.jp
(文中敬称略)