無料
エロ
動画
SMdreamは、SMの話題を追っていくブログです 是非貴方のプレイ体験、プレイ願望もお寄せ下さい
【6/10(木)これでもか、これでもか! その2 毒蟲50】
(注.本イベント記事は長文のため、2回に分けて掲載しています。→その1はこちら

<頭上に円い輪が浮く>

 前半に行われた男女混合プロレス、流血、妊婦、女体ケーキ、白塗りの舞踏・・・ばかりが、毒蟲(どくむし)ではない。
 笑いも毒蟲の大きな一部である。
 長い机の上に、若い男が寝ていた。やがて彼がむっくりと起き上がると、そこにはまだ彼と似たような服装の人物が寝ていた。
 起き上がった彼の頭の上には、ちょうど彼の頭の直径にかぶるくらいの円い輪が浮いていた。
 彼は周りにいる仲間にさかんに話しかけようとするが、誰も答えてはくれない。
 コンパか何かの集まりで、急性アルコール中毒だったのだろうか、寝たまま息を引き取り、死体から霊魂だけが抜けて生きている仲間の姿を見ているという光景らしい。そして未練たらしくその魂は、今一度元の肉体に戻ろうと無駄な努力をするのである。
 過去にも様々な元祖お笑い芸人が登場したが、やはりブラックジョークパフォーマンスは何と言っても、(シュールな後効き@ピン芸人シザー斉藤。だろう。
 彼の一人パフォーマンスには私の好きな落語と同じ要素があるような気がする。
 たった一人で何もかも演じながら、それでいて多くの人物を使い分け、愛嬌のある人間像を創り出し、そして、いつのまにかその話の中へ取り込まれているのである。

<エロスの天使の降臨>

 女性がはだけたシャツを着ている姿は、エロさの極みの一つだと思うが、(宙を舞う貴婦人@自縛パフォーマー浅葱アゲハがそのスタイルとなると、もはや人間界を超越し、エロスの天使の降臨にさえ見える。
 そして、浅葱アゲハは天使の名に恥じない、まるで引力とさようならをしたように自在に宙を舞うのである。
 満員の観客席の、前部右にわずかに作られたスペースに、綱のように編まれた太いゴールドの長い布が下がっていた。
 さっと解かれた布はあっという間にゴールドの柱へと変身する。
 いや、本来は柔らかい布のはずなのだが、いとも簡単にするすると彼女が登っていくとまっすぐなポールに見えるのである。
 白のブラとシルバーのショートパンツ姿のエロスの天使は、その柱を一瞬にしてわが身を包む雲のように変身させ、自らはその何もない空中で一気に180度水平開脚をきめた。

 (Asagi Ageha ★ Live (2010) You Tubeより)
 ラストシーンでは、降臨した天使がゴールドの中から下界の人間へ何度も顔を見せた。
 ライブの迫力は、ハプニング性とドキドキ感にあると思うが、彼女は自縛、自吊りの技以上に、演じるストーリーを大切にしていると思う。
 まだまだその魅力は将来に渡って未知数ではあるが、恐らくは、自縛パフォーマーとして伝説の道を切り開いたとSM史に残されることだろう。

<乳首の値段>

 人体にフックを刺して、吊り下げるというサスペンションを真近に見たのは、たぶんこの毒蟲のイベントでの、(カミカゼ・サスペンション@人肉巨大フック吊りなみきのパフォーマンスが最初ではなかったかと思う。
 今回彼が吊り下がった時、その胸の肉がどこまでも引っ張られ巨乳と化した。たぶん、チェスト(胸部)サスペンション(別名:オ・キー・パ o-kee-pa)と呼ばれる吊り方ではないかと思う。
 だが、その後のなみきの行動が不穏だった。
 「あああーっ」
 この声が観客席から大きく上がった時、彼の乳首は一つの肉片と化し、元の身体から切り離されていた
 予想外のハプニングだが、驚きはこれからである。
 何と、今切りたてのその身体の一部を競売するというのである。
 聞けば彼のもう一つの乳首は既になく、5年前にとあるイベントで同じように切り取って競売にふしたと言う。
 ところがさすがは毒蟲のイベント参加者である。
 500円から始まった競りは、またたくまに2万5千円の値がつき競り落とされた。
 競りの最中も、なみきは血止めと称して、バーナーの火でナイフを熱しては、それを新たな傷口に当てると言うショーまでおまけつきだった。
 もっとも、競り落としたのが以前なみきとつきあっていたというマル子だから、それは執念であったのかもしれない。
 なみきは、このまま保存して鑑賞しても、また第三の乳首として自分の身体に瞬間接着剤で留めても、との前口上だったが、マル子が選んだのはその場で食することだった。

<フンドシスタイルの男が四人>

 そろそろ、緊縛や吊り姿が恋しい。演目が押し迫るほどに、SMの未知を追う者としてはこだわりたくなる。
 そこへ、白いふんどしスタイルの男が二人、舞台の左右に分かれた。しかも二人の男は、見事な肉体をさらに披露するためなのか、その身体にはテカテカと光るローションが塗られているようだった。
 どうやら、ボディビルダーの筋肉パフォーマンスかと思ったところが、さらにそこへ(緊縛の神童@平成エロショッカー一鬼のこ20100610-205(一鬼のこのブログより)が登場するにおよんで観客の歓声は、大きくどよめいた。
「げっ」(これは筆者の心の声)
「え、わ、わわわぁぁ、あははは、きゃあ・・・」(これは観客の無数の絶叫の一部)
 モデルを演者がお姫様抱っこして入退場するのは、SMショーでもよくあることなのだが、あろうことか、一鬼のこが抱いていたのは、彼よりも体格のいい男だった。
 これで白いフンドシスタイルの男が四人舞台に登場したことになる。
 一鬼のこが持ち出したのは、よく工事現場や通行整理で使われるような黒と黄色のまだら模様のトラロープだった。以前ある縄師に聞いたことがあるが、男の身体は凹凸が少ないため縛りにくいということだった。
 だが、一鬼のこは、いつもと変わることなく縛りをすすめていく。
 上半身を後高手小手縛りで縛ると、一鬼のこは少し離れた。すると、それまでムキムキのボディを見せていた舞台左右の二人のフンドシ男が寄ってきた。
 そして、ぴしゃっとばかり、縛られている男の頬を叩いた。二人の男が交互に縛られている男の頬を叩く。
 (何だ、これは・・・)
 頬叩きが済むと、胡坐縛り、逆海老縛り、逆さ吊りと続くのだが、一つの縛りの形ができると、左右の二人のフンドシ男が寄ってきて、縛られている男の頬を叩くということが繰り返された。
 もう、頭の中は、どこかで行われていたゲイSMの世界へと飛んでいた。
 いったい、この有様は? 女性客が多い本日の舞台を予想してのことか、それとも本年は、既にヨーロッパへ二度に渡って日本のロープアーティストとして公演を果たしてきた影響か、とにかく、一鬼のこのパフォーマーとしての魅力はますますはかり知れない。

<男のセクシーさ>

 ”男のセクシーさ”はどこにある。
 難しい課題だが、この二人(愛性家族@西◯プ◯レス)「L.S.ローズ&乙羽屋」に言わせれば 
 ”黒く塗った身体で、エアー緊縛
というのが答えらしい。
 エアー緊縛は、ご承知の通り、縄や器具をほとんど使わないで、あたかも今緊縛をされているシーンを見せるというものだ。
 今回は、L.S.ローズがS役、乙羽屋がM役だ。
 全身黒く塗られた身体が重なりあい、あたかもここが日本の劇場ではないような気さえした。
 二人は縄の準備動作から、縛るしぐさ、吊りに至るまで磨きぬかれた技を披露した。
 中でも逆さ開脚吊りに至っては、そのド迫力に思わず観客から声があがった。

<二人合体の針仕事>

 イベントの開演前、(残酷天使@鮮血アーティスト月花20100610-206(月花のブログ「蛆脳。」より)と、
自由な不自由偏愛者@流血美少女マリオネットヤミヲ20100610-204(ヤミヲのブログ「ヤミヲさんのザ・ワンダフルライフ(仮)」より)が手をつないで、まるで柔道の受身のように後ろに倒れる練習をしていた。
 この二人のコンビと言えば、「コワレモノ 2」に見られるように、肌を縫う、縫い合わせるというハードな行為を見ずにはいられない。
 しかし、今日は二人並んで座ったまま進める光景は、少しも過激さを感じさせず、むしろ仲良く姉妹が針仕事でもしているようにしか見えないくらい穏やかだった。
 ところが、いつもならモデル女性の肌に針と糸を通していくだけのはずが、何と今日は月花の身体にもそれが通り、二人して赤い糸ならぬテグスでつながったのだった。
 二人を合体させる針仕事が済むと、立ち上がった。そして、そのまま二人は並んだまま後ろに倒れこんだのだった。 
 開演前の二人のリハーサルの謎がここでようやく解けた。
 だが、一歩間違えて、二人が同時に倒れるタイミングや、位置がわずかにずれても、繋がった糸がゆで卵をカットするような凶器に変わったことだろう。
 良い子は決して真似をしないように。

<音楽とSMの融合>

 2007年6月に結成され、SMイベント以外でも披露している(拉致監禁バンド)「ミラ狂美&鬼畜ゲトリストの登場が、本イベントのラストステージとなった。
 だが、バンドのはずなのに一向に音が聞こえてこないのである。代わりに少女が登場し、花摘みでも楽しんでいる中へ、悪女(トップに登場した”名物猫耳灰皿ガール@乙女毒蟲団”ことね)が現れ少女を襲った。その第一幕の世界を現すように激しく奏でたのが、初っ端の音出しとなった。
 次は悪女が退治される場面である。正義に名を借りた「ミラ狂美&鬼畜ゲトリスト」は、鼻フック・こけし・電マ・洗濯バサミ・グラインダーによる火花浴びせ・・・とやりたい放題に悪女を責めた。
 しかし、その狂気は、メンバーの一人がサスペンションで吊られたまま演奏し、襲われた少女に模した等身大の人形の首がカットされるに至り頂点に達した。
 ・・・何だか、この毒蟲という独特のイベントのスタイリングを凝縮したように感じた。
ミラ狂美&鬼畜ゲトリスト20100610-203(mixiコミュニティーより)
 ・ジャンル:ミクスチャー。ラップの音楽に激しいメタルサウンドを合わせた打ち込みバンド&本格的SMショーを繰り広げる鬼畜集団(みな普段はほんわか系)
 ・主な活動内容:美少女拉致監禁、拘束緊縛、逆さ吊り、窒息首絞め、針カッティング、スパンキング、鞭打ち蝋燭責め等。
 ・メンバー:メインVoミラ狂美(SM界の騎士・SMマジシャン) 、サイドVoケンタロー(ゲトリストの狂犬)、サイドVoこくり(ゲトリストの異端児) 、GtちこZ(ミクロギャルデストロイ@高速回転自他人吊り)、BaSHIMA(ゴシック系責め師、カラスマスクのサド男爵)
(あいにく、このラストステージの途中で退場せざるを得なかったので、その後どういう結末を迎えたのかは、想像におまかせである。恐らく、以下の本イベントの事前の注意書きが物語っていることだろう。
 ”※尚、カーテンコール後にはシャンパンやケーキが場内を飛び交う可能性が大!ですので、着替え・タオル・雨合羽などを御持参される事を推奨致します”

<「愛してくれて、ありがとう」>

 めまぐるしく変わる本イベントの各演目の合間も、少しも気を許してくれず油断がならなかった。
 例えば、
赤ペン瀧川先生のエロメール添削TOP10
佐々木孫悟空の虫食い
そしてお笑いタレント猫ひろし」の包茎に勝つ談義
さらには、カーリーヘアーの頭の中を通り抜けていくシマヘビショップ13th提供)
の登場等々、それらを独特の語り口と大音声で(絶叫ハイテンションMC@ほんとは俳優【MC】リカヤ・スプナー(リカヤ・スプナーのブログ「リカヤ超特急」より)が披露していった。

 当初から今回のイベント当日はかなり混雑が予想されていたものの、これだけ多くの人々が平日の夜に集まったのはなぜなのだろうか。
 「毒蟲(どくむし)」と呼ばれるこのイベントが始まったのは、今から4年以上も前のことだ。
 例えば、2006年3月29日のプログラムは以下の通りである。
 【3/29(土)毒蟲 渋谷LUSH】
  ACT:月花(残酷遊戯)、ミラ狂美(SMマジシャン)、浅葱アゲハ(自縛パフォーマー) 、 泰造(舞踏家)
  LIVE:ゲシュタルト
  SHOP:村田らむ(ホームレス大百科) , 間宮栄三(NOON)
  乙女毒蟲団:月野ねね , なつめ , メリィ
  DJ:津川英二
  時間:19:00〜24:00 
  会場:渋谷LUSH
     
 そして開始以来、時間帯や会場の変更はあったにしても、ほとんど毎月1回欠かさず行われてきたのである。
 それは、SM、フェティッシュ、ゴシック、出血パフォーマンス、サスペンション、お笑い、コント、物まね、ブラックジョーク、ダンス、過激バンド・・・その他識別不能パフォーマンス等々まさに、
”見世物小屋的アングラ・エンターテインメント”

だった。 
 私自身は、当初SM、フェティッシュ系の演目に期待して参加したのであるが、次第に恐れを知らぬこの「毒蟲軍団」の魅力にとりつかれていった。いったい、そこに何を期待して参加したのかと言えば、恐らくは、自分の知らない新たなる世界へ導いてくれたからと言えるだろう。
 未知なる興味に対する思いを少しでも叶えてくれたイベントが今回で終わりになる。もし、少なからず描く思いがそうだとなればこの大混雑の説明が充分につくことだろう。

 幸いなことはこの歴史的なイベントが、DVDに記録されているので、誰もがいつでも見られるということだ。
毒蟲 赤盤(新宿歌舞伎町のLOFT/PLUS ONEで行なわれているアングラエンターテイメント‘毒蟲’のパフォーマンスの模様を収録したシリーズ「赤盤」。月花、ミラ狂美ほか、強烈な個性を放つアーティストたちがオリジナリティあふれるショーを展開する)
毒蟲 黒盤(新宿歌舞伎町のLOFT/PLUS ONEで行なわれているアングラエンターテイメント‘毒蟲’のパフォーマンスの模様を収録したシリーズ「黒盤」。‘情念の女流緊縛師’立花マリ、‘孤高の舞踏家’泰造ほか、ユニークなパフォーマーが多数出演)

 今回、会場にはカップルが多かったように思う。もはや夏場なので、肌を露にした姿や、今日のためにドレスアップしたと思えるような装い、首輪を付けた男性等々見るも華やかだった。
 ドレスアップ賞は、この熱気にもかかわらず、頭か足先まですっぽりと赤頭巾ちゃんスタイルを通した女性に差し上げたい。
 また、一般の参加者に混ざって、
最近は多くのSM系イベントをプロデュースしているストリップ芸人松本格子戸
AVモデルプロモート・アダルトライター神田つばき
風俗の情報通美神先生
プロの女性緊縛師長田ゼミナール長田一美
SM&FetishBarARCADIA東京のGM堂山鉄心
はるばる横浜からは、会員制SM倶楽部クラブスフィアの店長と今回のショーを見てみたいと連れてこられた新人M女
等は確認できたが、恐らく大混雑の中には有名人が他にも潜んでいたのではないかと思われた。

 本イベントは言うまでもなく、回を重ねる毎に増えていった多くの毒蟲ファンの支えがあったことだろう。
 また、毒蟲メンバーの、回を追う毎によりいいものを見せたいという絶え間ない努力もあったことだろう。
 だが、本イベントのオーガナイザー「月花」(つきか)20100610-201の存在なくしては、このイベントを成立・継続させることは不可能だったのではないか。
 恐らく彼女は、プロデューサー、デイレクター、アクター、カウンセラーと書く以上に何役をもこなして、毒蟲軍団の結束を維持してきたのではないかと思う。
 彼女は、イベント終了後の自分のブログの中で
愛してくれて、ありがとう 20100610-202(月花のブログ「蛆脳。」より)
と御礼を述べているが、むしろ彼女自身が、私を含めて、毒蟲ファン、毒蟲メンバーを「愛してくれて、ありがとう」と言いたい。

 尚、来月7月7日には以下の通り”毒蟲のメモリアルトークイベント@ロフトプラスワン”が行われる。
 七夕のその夜、どんな思い出が語られるのか、また一区切りをつけた今後の展開として、さらに幅広く、またインターネットTV中継等も行う企画をしているとのことなのだが、実に楽しみである。

【毒蟲〜蛹編〜】

 「6月10日に幕を下ろしたアンダーグラウンドイベントの最高峰!「毒蟲」の50回の歴史を振り返るメモリアルトークライブ!!
 過去の名場面上映や出演者陣の私物オークションなど貴重な企画盛りだくさん!!
 「毒蟲」50回分の大打ち上げ!!
  そして気になる今後の展開とは!?」(主催者案内より)
   
  日 時:7/7(水)OPEN 18:30/START 19:30
  会 場:新宿ロフトプラスワン
      新宿区歌舞伎町1-14-7 林ビルB2 
       TEL03-3205-6864
   料 金:予約¥2000/当日¥2500(飲食別)
(文中敬称略)
このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://smdream.dtiblog.com/tb.php/267-a5c62752
この記事へのトラックバック
アダルトグッツの通販サイトです。
2011/08/12(金) 10:27:01 | アダルトグッツ
copyright © 2005 Powered By DTI ブログ allrights reserved
close